■日本と事務所にこだわる必要がないワケ

 山下の退所報道は以前にも存在していたが、現在も、ジャニーズに所属し、活躍を続けている。

「山下はかつては、元SMAPチーフマネージャーの“I女史派”だと言われていました。そのIさんは、SMAPの解散を前にジャニーズ事務所を去り、新しい地図を立ち上げた。山下もジャニーズを辞め、Iさんの下に行くのでは、と退所が噂されていました。しかし、結果的にジャニーズ事務所に残ったのですが、山下はIさんにはついていかないと決断しただけで、事務所への永久的な忠誠を誓っているわけではないといいます。

 さらに今回、未成年女性との飲酒とホテル密会疑惑が報じられ、このスキャンダルの進展次第では、退所にグッと傾く可能性もあるでしょう」(芸能プロ関係者)

 スキャンダルがさらに大きなものとなれば、今後の芸能活動にも影響があるかもしれない。だが前出の芸能プロ関係者はこう続けるのだ。

「山下は、ハリウッドスターのウィル・スミス(51)の家族のマネージメント会社とアメリカやカナダなどにおけるマネージメントの一部業務委託を行っています。すでに『THE HEAD』のメインキャスト抜擢という実績もありますし、これから海外で活躍の場を広げる可能性は十分にあり、彼もその意向だといいます。そのため、ジャニーズ事務所はおろか日本での活動にすら固執する理由があまりないのではないでしょうか」(前同)

 そして、事務所に所属しなくてもいい理由がもう一つある。

「山下の強みは、なんといってもインスタグラムでの発信力。フォロワー数は500万人を超えていて、日本でもトップクラスのインスタグラマーでもあります。これだけのフォロワーがいれば、インフルエンサーとしての活躍も見込めますし、その影響力を考えれば、アカウントを利用してネット上で新たなビジネスを展開できるでしょう」(同)

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