■引退覚悟で臨んだYouTube
また、動画配信開始前夜の18日、ラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)で、石橋はYouTubeを開始することについて、マッコイ氏に「最後の死に場所、俺が作ってやる」と言われたと告白。「この1年やってみて、ダメなら、まぁ引退」と冗談交じりで語っていたが、石橋にとって並々ならぬ決意表明だったかもしれない。
さらに、石橋の動画の人気のもうひとつの理由は、YouTubeのノリになじめない、40~50代のとんねるずファンを取り込めたことだろう。“男気ジャンケン”で清原と高級焼肉店の支払いを決めたり、石橋が自前でメガネを新調する“買う”シリーズ復活など、『おかげでした』を彷彿させる企画がファンを惹きつけたと見られる。
現在、地上波レギュラー番組は1本だけの石橋。このままYouTubeチャンネルの登録者数が増え続ければ、完全にYouTuberとして転身するかもしれないが、ファンとしては石橋が暴れまわる姿が見られれば不満はないだろう。後は、長くコンビで活動していない、相方の木梨憲武(58)とのコラボにも期待したいところだ。