■恋愛リアリティ番組は炎上必至

 まだ初回とはいえ、Kaitoは女性陣の染野有来(20)、松永有紗(22)から気になる存在に挙げられ、世良マリカ(17)からも意識されていた。

 番組の中ですでに存在感を出しているKaitoだが、出演にあたっては“露骨な宣伝”はされていないという。

「今回の出演にあたって番組サイドは、Kaitoさんが桜井さんの息子であることを表立ってアピールしていないんです。本人サイドが“ミスチルの桜井の息子”という売り出し方にはNGを出している可能性もあると思いますが、注目のバンド、インナージャーニーのドラマーとしての経歴がフィーチャーされるに留まっています。

 ただ、番組サイドは、そうした打ち出しをしなくても、ファンの口コミなどで桜井さんの息子であることが拡散され、視聴の増加につながってほしいとの期待を持っているという話は聞こえてきていますね」(芸能プロ関係者)

 ワイドショー関係者はこう話す。

「恋愛リアリティ番組といえば、やはり『テラスハウス』(フジテレビ系・Netflix)に出演中だった女子プロレスラーの木村花さんが(享年22)が5月23日に急死したことが、どうしても頭をよぎってしまいます。SNS上での誹謗中傷を苦に死を選んでしまったと見られていますが、番組内での洗濯物を巡る同居男性とのトラブルシーンが発端で、バッシングが激化したといいます。

 恋愛リアリティ番組では、ほんの些細な出来事が炎上に発展してしまう可能性もあります。SNS社会の今、それは世界中の類似番組でも起こっていることで、ある意味、出演者にとっては“危ないジャンル”の番組とも言えます。今回の『オオカミくん』でもそういうリスクがないとは言い切れないのではないでしょうか」

『オオカミくん』でも2019年に配信されたシーズン6で炎上になりかけたことがあったという。

「シーズン6では、出演した杉本愛里(19)が、2話で浪花ほのか(19)が作った料理に対して、“おいしい。なんか全然薄味だけど”と言ってしまったんです。杉本と浪花が竹内唯人(19)を巡って三角関係になっていたことも相まってか、SNS上で杉本に対して“性格が悪い”といった声が上がってしまったんです。この件について浪花が“私は全くもって気にならなかった”とツイッターに投稿したことで、あまり事は大きくならなかったのですが、料理の感想ですら場合によっては炎上する可能性もあるということです」(前出の女性誌ライター)

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