■さわやかな香取、大人のカッコよさの木村
次に、香取のＣＭ『レモスパっと！』だ。こちらは２１日にＷＥＢで先行公開され、全国放送は２４日から。都会の人混みをレモンのような黄色い鼻をつけた香取が軽やかに移動しながら、さわやかな青空の下で『スパークリングレモン』をグイッと飲む、炭酸飲料にふさわしい爽快感溢れるＣＭだ。「青空はつくるもんだよ」というキャッチコピーも、香取のキャラに実にマッチしていた。
「撮影当日のリハーサル時は、太陽光がほとんど差さない曇り空だったのに、いつの間にか晴れ模様になっていたそうです。スタッフに“太陽が味方してくれているみたいですね”と言われたとか（笑）。撮影はローラースケートを履いて行っています。“香取はローラースケートがうまい”というイメージがありますが、今回のインタビューで実際は“本当はそんなにうまくない”“（得意なのは）スケボーですね”と裏話をしています。
またインタビューでは“ローラースケートを履いた王子様に憧れてこの世界に入った”と光ＧＥＮＪＩのことを話したり、芸能界では“スカートとかストッキングを履く仕事のほうが多かった”と、ＳＭＡＰ時代の女装コントや“慎吾ママ”を思い出させるトークをしていました」（専門誌記者）
最後は、２２日からＣＭが放送された木村だ。「やっちゃえＮＩＳＳＡＮ 幕開け編」を皮切りに、さまざまな場面で新しいブランドコミュニケーションを開始するという。
「木村が“上等じゃねえか、逆境なんて”“来ない夜明けなら、こっちから迎えに行こうぜ”と、深夜から明け方にかけて『日産アリア』でドライブし、最後に朝日を浴びるという情熱的なＣＭです。２０日のオンライン会見では、初体験の自動運転に驚きつつも新鮮で楽しかった、という話をしたり、従業員に対して“みなさんが熱意を持ってこだわり抜いていることが伝わってきました。みんなで一緒に新たな時代の幕開けを楽しみましょう”とエールを送っています。ちなみに、テレビＣＭ以外でも２４日から大型広告や街頭ビジョンジャックも予定されている。日産の気合いがうかがえますね」（前同）
いずれも、１回見たら忘れられない印象的なＣＭばかり。思えば、ＳＭＡＰはＣＭでも数多くの話題を呼んでいた。
