■Park氏は「世界最高の上司」

 Park氏の言動は、「世界最高の上司」と称されるほど注目されており、8月4日の『NEWSポストセブン』ではその理由を、メンバー候補のパフォーマンスを見たあと、必ず「自分はどう感じたか」を質問し、その言葉を否定することなく、真剣に受け止めることだとしている。

 また、8月27日の『週刊文春』(文藝春秋)では、Park氏は他人と比較して怒るようなことはせず、経験不足の候補者にも歌やダンスを丁寧にアドバイスして、その人自身がどれだけ成長できたかを評価する点が、支持されているとも伝えている。

「Park氏は学生時代にバンドを結成し、ボーカルとして活動していましたが、ルックスが重視されていた当時の韓国の音楽界では受け入れられることなく、オーディションに落ち続けていたといいます。そういった苦労を経て、97年に独立して現在の事務所を設立。

 Park氏はデビューに至るまでの苦労、ファンからバッシングを受けた経験などもあり、儒教や量子力学を独学で学び、言葉の力を磨いていったと『週刊文春』では報じています。

 また、タレントには歌やダンスの能力よりも、人柄やふるまいを重視していて、事務所では倫理や性教育を学ぶ時間を設けているほか、社員には夜の接待も禁止しているというから、彼の誠実な人となりがうかがえますよね」(前出の芸能記者)

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