■所ジョージMC番組でも専門家が“怒”!

 8月26日、所ジョージ(65)が司会を務めるバラエティ番組『所JAPAN』(関西テレビ制作、フジテレビ系)の番組公式ツイッターが異例の発表を行った。同月24日の放送分について「放送時は、史実の省略により一部誤解を招く部分がございました」として、再編集したものを『TVer』などで配信すると告知したのだ。

「8月24日の同番組では、豊臣秀吉の側室・淀殿をテーマに放送したのですが、大坂城にあった橋の移築の説明などがカットされて放送。専門家として出演した城郭考古学者の千田嘉博氏が放送中にツイッターで、“大坂城の極楽橋の移築について紹介しました。しかし現地でもスタジオでも説明させていただいた大坂城から京都の豊国神社に極楽橋を一旦移築し、その後、竹生島の宝厳寺に再移築したという説明が全カットに。誠に遺憾です”などと投稿したんです。これを受けて、番組側は公式サイトやツイッターで補足説明や配信版での再編集を行ったというのです」(芸能記者)

 この件は、大悟の激怒の話とも関連しているという。

「『所JAPAN』、『テッパンいただきます!』ともに関西テレビ制作の番組です。バラエティ番組の制作、編集にあまりいい評判は聞かないですよね。関テレはフジテレビの系列局ですが、別会社。だから、フジテレビの関係者が、関テレの番組にどうこう言えることない。フジの制作スタッフからも、関テレ番組への不満の声を聞いたことがありますよ。

 ただ現在は、キー局であるそのフジテレビの評判も良くないですよね。制作費が大幅削減されて作りが雑になってきていると。あとやはり編集ですよね。とにかく今は、日本テレビの編集が優秀だと。編集の技術の高さで番組を面白く見せてくれる。

 フジでは、収録でのいいシーンがカットされるのに、結果、番組は面白くなっていない。つまらない芸人だと思われ、加えて、そもそもフジの番組は総じて低視聴率だから出ても話題にもならない。そのため、“もうお台場まで行きたくない”という芸人もいますね」(前出のお笑い関係者)

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