■嵐よりも第7世代

 ここ最近、霜降り明星をはじめ、EXITミキハナコぺこぱ宮下草薙四千頭身かが屋納言など、第7世代の芸人のテレビ出演が目に見えて増えている。

 6月からは霜降り明星、ミキ、EXITの冠番組『霜降りミキXIT』(TBS系)もスタートしたほか、第7世代をフィーチャーした番組『第7キングダム』や『お笑いG7サミット』(ともに日本テレビ系)なども始まった。

「第7世代の芸人は10~20代の若者から圧倒的な支持を得ています。テレビ局は、これまでの世帯視聴率から個人視聴率を重視するようになってきているんです。それは個人視聴率のほうが『視聴者の関心分野をより詳しく分析できる』ためで、広告を出すスポンサー企業にも分かりやすい指標になるから。

 そしてスポンサーには、視聴者としてシニア層より、CMを打つ商品が売れる若年層を求めるている企業が多い。そのため、若者世代に訴求力のある第7世代が求められているということなんです。一部では30~40代のファンが多いよりも“第7世代のほうが数字を持っている”と考えるスタッフもいるほど。

 そう考えると、有田さんは来年で50歳。若者の個人視聴率はあまり望めない芸人になってきているということなのではないでしょうか」(前同)

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