■ヴァンゆんと東海オンエアはテレビ出演に絶叫!

 テレビ出演を喜ぶ声はほかにもある。

「2人組YouTuberのヴァンゆんは、2019年10月22日放送の『世界77億人に発信!内村のツボる動画大賞』(テレビ東京系)に出演した際、ヴァンビはツイッターに“うぉおおおぉぉぉ今ヴァンゆんテレビに映ったぁぁぁぁぁぁぁぁあ”と投稿。今年2月27日に『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した、東海オンエアのてつや(26)も放送時に、テレビ画面を撮影した写真と“きたぁぁ!!!”とのコメントを投稿しています。嬉しいを通り越して、もう感動ですよね」(前出のITライター)

 2019年2月23日、ヒカキンは『さんま御殿から謎の物体が送られて来ました…【テレビ出演に思うこと】』と題した動画を投稿。同年1月15日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で「踊る!ヒット賞」を獲得し、その記念品を開封するという企画だった。

「動画の最後、テレビ番組と絡んだ企画とあってか、自身がYouTuberなのにテレビに出演する理由を説明しました。その中でヒカキンは“テレビから学ぶことはめちゃくちゃ多いんですよ。YouTubeにも活きてくる”とし、カメラワークや台本、演出の作り方などが勉強になると話しました。また、タレントとの繋がりができる、YouTubeを見ない人にもYouTuberの魅力を伝えられることも理由に挙げていました。

 ヒカキンの発言からも分かる通り、テレビ出演はYouTuberにとって多くのメリットがあるようです。その一方で、地上波のメジャー番組に出て、明らかに浮かれているYouTuberもいる。彼らは学生時代から見ていた番組に出ることや、憧れの芸能人に会えて素直に嬉しいのでしょうが、YouTuberのファンにしてみれば、テレビとは違うネットというフィールドで大活躍していたYouTuberが、テレビをネットより上に見ているように感じられるのか、複雑な心境になるのではないでしょうか。

 実際にネット上では“自分の畑にプライド持てば良いのに”などと、YouTuberのテレビ出演に冷ややかな声も上がっています。YouTuberにとっては、あまりテレビに寄りすぎるのも、リスクと言えるのかもしれません」(前同)

 芸人のYouTube進出が大変なように、YouTuberのテレビ進出も一筋縄ではいかないようだ。

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