■香取と稲垣も、草なぎについて熱く語る

 盟友である『新しい地図』の香取慎吾(43)と稲垣吾郎(46)も、『ミッドナイトスワン』と草なぎについて、熱のこもったコメントをしている。

 香取はツイッターで、

《映画ミッドナイトスワンを観た。強く、強く生きなければと上を向かせてくれた。なのに、弱い僕だからか、涙を止めることができなかった。映画の中に僕の知っている草なぎ剛はいなかった》《主演・草なぎ剛に魅了された僕は初めて、もう芝居をするのはやめようと思った。やめないけど、やめようと思った。それほど打ちのめされました》

 と投稿。9月6日放送の『7.2新しい別の窓』(ABEMA)でも、

「皆さんには映画なので、やっぱり何回も観て欲しいけれど、僕はもう観られない。申し訳ないけれど、僕は一生観ないと思います。色んなものが重すぎて、ストーリーもそうだし、出演者の皆さんの演技にも打ちのめされすぎて……。ずっと泣いていたもん」

 と、さらに情熱的に語り、稲垣に「(映画に)そこまでの感想言ったことないよね」と驚かれていた。

『新しい別の窓』のトークコーナー『インテリゴロウ』では、稲垣が内田英治監督と対談。

「『インテリゴロウ』で内田監督は草なぎの演技について“目の芝居が素晴らしい”と評して、詳細は伏せますが凪沙がバレエを見る場面の草なぎの演技に魅了されて、当初はそこまでカメラが寄るシーンではなかったのを、カメラマンが引き寄せられてしまったという裏話をしていました。稲垣は草なぎに“何十年も一緒にいて、見たことのない顔だった”と話していました」

 内田監督は草なぎの演技を、感情を返せる「受けの演技」だと評し、稲垣は役者としてある意味「究極」だと絶賛していた。

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