■フジ上層部も宮司アナに期待

 3月1日には、東京五輪の男子マラソン日本代表の最後の1枠が懸かった「東京マラソン2020」が行われ、大迫傑選手(29)が自身の日本記録を21秒更新する2時間5分29秒の日本新記録で4位に入り、代表の座を確実なものにした。

「東京マラソンの中継も村上と宮司アナの2人がメインでした。宮司アナは2016年に『めざましテレビ アクア』でスポーツキャスターを担当して以降、フジテレビの“スポーツ担当”として、数々のスポーツ番組に携わってきました。

 フジの五輪担当は、OGの加藤綾子(35)も意欲を示していたそうですが、上層部も早くから“宮司アナでいく!”と決めていたほど、彼女に期待をかけていた。宮司アナは番組で取り扱うトピックに関して、下調べをしっかりやる勉強熱心なアナウンサーです。

 スポーツ選手へのインタビューでも、記者顔負けの質問の鋭さ。女子アナには特に興味がないスポーツファンからも一目置かれるほど、宮司アナはスポーツや五輪に熱心に向き合ってきた。しかし、ご存知の通り新型コロナウイルスの世界的蔓延で五輪は1年程度の延期が決定。そのため、宮司アナは仕事へのモチベーションを失っていて元気や覇気が出ないのかもしれません……」(前出の放送作家)

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