■マツケンサンバの思い出を語る香取

 ちなみに、ふつうの香取、レモスパ香取×5、ミニサイズのレモスパ香取×3の計9人を、微妙な表情などで香取は見事に演じ分けていたが、撮影中の香取はラストの「レモン!」という歌詞を、本家『マツケンサンバ』の歌詞「オ・レ!」と言い間違えてしまい、現場は大爆笑に包まれたという。

 マツケンサンバについて、インタビューで香取は、

《「マツケンサンバ」はすごく好きな歌で、松平健さんの東京ドームのコンサートに、ゲストでサプライズ登場して、一緒に歌わせていただいたこともあります。それ以外でも、自分の歌のようにいっぱい歌わせていただいた曲なので、今回の動画で歌わせていただけるのはすごく嬉しかったですね。
やっぱりサンバはいいですよ。暑かったり、ぐでっとしたりしてしまう瞬間でも、パーッと明るくなって、スカッとします。》

《最初は「へぇー、マツケンサンバやるんだ」って、本当に自分の持ち歌を歌うみたいな感じでした(笑)。「あれ、俺の曲じゃないんだっけ?」「あ、あれはマツケンさんの歌だよね」みたいな。理解するのがちょっと難しかったです。変ですよね。自分の歌じゃないのに、ほぼ自分の歌のような感覚になるなんて。》

 と、マツケンサンバに関する思い出と愛着を語っていた。

 実はSMAP時代の香取を語るうえでマツケンサンバは、切っても切り離せないものがあるのだ。

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