■時代を席巻したグループの末路も念頭に?
二宮と松本が心配する“ジャニーズグループの活動休止後の未来”には、かつて日本を席巻したアイドルたちの姿がかぶるのかもしれない。
「二宮さんと松本さんは、グループの活動が止まり、個々での人気も低下させていったジャニーズの先輩、例えば、光GENJIのことが頭にあるのではないでしょうか。彼らは、SMAPで国民的な人気を獲得した中居正広さん(48)が、今でも折に触れて“人気絶頂期の光GENJIには勝てない”と話すほど絶大な人気を誇っていましたよね」(ワイドショー関係者)
光GENJIは1987年にデビュー。ローラースケートを履いて踊り、バック転などアクロバティックなパフォーマンスが注目され、デビュー直後から人気を上げ『ガラスの十代』、『パラダイス銀河』といったアイドル史に残る大ヒット曲を出した。
「光GENJIは、デビューから約8年後の1995年にグループとしての活動を終えます。全盛期は、他に類を見ないほどの人気ぶりだったのですが、解散後は、それまでが嘘だったかのように、メンバーそれぞれの活動に注目が集まらなくなってしまいました。ナンバーワンの人気を誇った諸星和己さん(50)も50歳になり、現在はハワイ在住で活動していますが、決して、芸能界のトップを走っているということではないですよね。
光GENJIだけでなく、ジャニーズにはそうしたグループはほかにもあります。そんな過去があるので、二宮さんと松本さんも嵐としての人気がどれほどあっても、個人としての将来には不安をおぼえているのではないでしょうか」(前同)
現在の二宮、松本の活躍ぶりを見れば、生涯安泰と思えるが……。人気商売の悩みは深い!?