■半沢が東京中央銀行を立て直すストーリー?

「最終回のラストには大きく『終』の文字が登場しました。“終わり”を強調しているようにも感じ、これで完結だと見る視聴者は少なくありません。ただ、最終回では半沢が柄本明(71)演じる進政党幹事長の箕部という巨悪を倒し、北大路欣也(77)演じる中野渡頭取から“君はいずれ頭取になる男だ”と、東京中央銀行の未来を託されたところで終わるんです。

 中野渡頭取や香川照之(54)演じる大和田常務が去る中、半沢は銀行を立て直すために残ったわけですから、銀行立て直しのストーリーは描かれそうな感じもしますし、いかにも続きがありそうな終わらせ方でもあります。

 池井戸潤氏(57)による原作の小説も、まだ続編にあたる部分は上梓されていないので、それ次第とも言えますが、TBSにすれば、これだけの超ヒットコンテンツを終わらせたくはない、というのが本音でしょう」(前出のテレビ誌ライター)

 前回放送以来のTBSの悲願であった『半沢直樹』の続編が無事放送終了したことで、ある番組も終焉を迎えると、かねてよりささやかれてきた。

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