■『もみ消して冬』でも警察官

 殺せんせーの声は二宮和也が演じ、菅田将暉橋本環奈など、豪華なキャストも話題だった。この作品を選んだ人からは「渚くんという、キャラクターの中で一番弱い立場の少年を自分なりに演じ切っていた。優しい役が似合っていた」(18歳/女性/学生・フリーター)、「仲間思いな役が良かった。童顔できれいな顔をしているので漫画の実写にも違和感がなかった」(27歳/女性/総務・人事・事務)、「クラスの中心人物になっていく感じが良かった。作品のイメージに合っていた。仕草や演技がうまかった」(32歳/女性/公務員)と、原作イメージにも合った役だと評価されいた。

 一方、2018年放送の『もみ消して冬』は、主演の山田演じる警察官の北沢秀作、心臓外科医で兄の博文(小澤征悦)、敏腕弁護士の姉の知晶(波瑠)という良家のエリート3兄弟が、家族に降りかかるトラブルを解決していくホームコメディ。

 山田が演じる秀作は、兄姉に振り回される末っ子で、まじめな性格も災いしていつも損な役回りという設定だった。このドラマを選んだ人からは、「コメディ作品での演技が自然で楽しかった」(29歳/女性)、「身近に感じられたから。家族のために頑張る姿がかっこよかった」(31歳/女性/主婦)、「いじられキャラがぴったりで、面白かったから」(22歳/女性/学生・フリーター)、「コミカルな役も違和感のない演技で、こんな一面もあるんだなと思い、好きになった」(31歳/女性)と、コメディ的な演技を称賛する声が続いた。

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