■ジャニーズ事務所内派閥で共演NGの過去

「過去に、中居がMCを務めていた『うたばん』(TBS系)に嵐が出演し、絡むことはありましたが、基本的にSMAPと嵐は『NHK紅白歌合戦』などの大きな舞台以外で共演することはありませんでした。

 中居の“松潤としゃべったことない”というのは、仕事では絡みはあるけどプライベートでは交流がない、という意味なのではないでしょうか」(芸能記者)

 2019年7月13日放送の音楽特番『音楽の日』で、MCの中居と嵐が約3300日ぶりに共演し、ジャニーズファンを中心に大きな話題となったことも記憶に新しい。

「SMAPと嵐が不仲というわけではありません。長年共演することがなかったのは、ジャニーズ事務所内の派閥関係が影響していました。

 SMAPは新しい地図の3人とともに事務所を退所した元チーフマネージャーの“I氏派”、嵐はデビュー以来、現社長の藤島ジュリー景子氏が担当してきた“ジュリー派”ですからね。当時、両派閥は緊張状態にあり、同じ事務所でも別派閥のタレントの共演はありえない、という雰囲気。テレビ局側もジュリー氏派は“J1”、Iさん派は”J2”と分け、別の担当者を立てて対応していました。

 ただ、SMAPが2016年いっぱいで解散し、Iさんもジャニーズを離れています。中居自身も今年3月にジャニーズ事務所から独立、嵐は今年いっぱいで活動を休止します。嵐がデビューしてから21年が経過し、派閥というしがらみももはやない状態だと言われています」(芸能プロ関係者)

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