■上白石だけではどうにもならない!?
ツイッターでも「韓国版のチャン・ドンゴンとパク・ヒヨンシク君素晴らしかった」「韓国版の方が柔らかい感じで私は好きです」など、日本でも韓国版を評価する声が上がっている。
「日本版は6話で、大々的にマカオでのシーンがあると宣伝をしながら、いざ放送されるとマカオの場面はカジノシーンのみでわずか数分で終了。7話で延々と内輪の模擬裁判のシーンが続いて“時間稼ぎひどかったなー”との声が上がっていますが、シーンの切り替えが少なく、画替わりもなくダレてしまうところもあるようです。
キャストに関しても、“日本版のキャスト小手伸也以外ひどかった”といった意見が見られます。こうした部分が低視聴率にもつながっているでしょうし、上白石さんを投入しただけで、どうにかなるような話でもないでしょうね」(前出のドラマ制作会社関係者)
日本版にも「緻密で面白いよなぁ!!!」「まさかシーズン2がこんなにおもしろいとは期待も想像もしてなかった」と評価する声もあるのだが……。
「2がこの不調でも、シーズン3はもうやめるという選択肢はないでしょう。しかし、2同様に低評価が続き、視聴率低下に拍車がかかって5%でも切ろうものなら大ごとです。ドラマの不調や結果が出なかったときの責任は主演俳優が負うもの。織田さんの主演作が当分見れなくなってしまうかもしれません」(前同)
今回共演している織田と鈴木のかつての大ヒットドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)級の期待された『スーツ』。その期待は夢物語となってしまうのか――。