■TBSの強さを見せつけた週末

「『お笑いの日』は、『クレイジージャーニー』の演出担当していたまだ30代のTBS局員が、元SMAP中居正広さん(48)とTBSの安住紳一郎アナウンサー(47)がMCを務める大型音楽特番『音楽の日』と似たような感じでお笑い特番をできないか、と提案したことで放送が決定したといいます。

 TBSでも、番組の評価基準が世帯視聴率から個人視聴率に変わったんですが、若い層にも『水曜日のダウンタウン』の人気が高いことが明らかになり、“やっぱりダウンタウンは凄い”と改めて評価され、勝負に出たのが『お笑いの日』でした。

 同じ時間帯に、日本テレビでは『天才!志村どうぶつ園』の最終回もありましたが、『キングオブコント』という超強力なコンテンツもあり、8時間ほぼすべての時間帯でトップを獲得。

 加えて『笑いの日』の翌日の日曜日には『半沢直樹』の最終回が平均世帯視聴率32.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。あの週末は“TBSの強さ”をあらためて見せつけられましたよね」(お笑いプロ関係者)

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