■スギちゃんはもはや別枠?

 また、萌子さんは肩書がスポーツトラベラーだけあり、アウトドア系の課題が多い。沖縄で日傘を差し紫外線をシャットアウトする、美容系インフルエンサーの瀬戸口弘樹さんは最高に面白かったが、応募したこと自体が謎。美容的に制限が多い彼は、いろんなところ(しかも野外多し)に連れていかれがちなこのバトルに向いていないと、少し考えれば想像できただろうに。

 謎といえば、2回目のローズセレモニー合格(エピソード3)のときには「1回喜んでみる?」と音頭を取り、みんなにハグを呼びかける浮かれっぷりを見せたのに、2回目は1人どっか行ってしまう黄皓さん。あの自信過剰ゆえの情緒不安定ぶりに、萌えてしまっている自分がいる。

 そして、周りに圧倒されメソメソ泣いていた初回から「なんだか放っておけない」魅力をにじませ残り続けるダークホース、画家の杉田陽平さん。が、彼はもうレースとは別枠だと思っている。他の人が萌子さんに向かって走っているのに、杉ちゃんは横で美しく躍っている感じ。バチェロレッテが萌子さんなら、杉ちゃんはヒロイン。愛を「花びら」と言ってのける、ロマンティックが止まらないその感性にひたすら注目したい。

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