■アメリカを捨てた映画監督も
『ローズマリーの赤ちゃん』などで知られる世界的な映画監督のロマン・ポランスキー(87)は、1977年に当時13歳の子役モデルに性的行為をした嫌疑をかけられて逮捕され、有罪判決を受けている。その後、アメリカから国外逃亡を果たし、以後アメリカには一度も入国していない。
その後はヨーロッパを活動拠点にし、2002年公開の映画『戦場のピアニスト』でアカデミー賞を受賞したものの、逮捕・収監の可能性があるため授賞式には参加することもなかった。
また、「#MeToo」運動の火付け役として知られる監督兼女優のアーシア・アルジェントは、2013年5月にアメリカ・LAのホテルで当時17歳だった元子役の俳優と性的関係を持ったことが明らかにり、アーシアが相手側に38万ドル(約4000万円)を支払うことで和解が成立した。
「山下も17歳の未成年とホテルに数時間滞在したわけですから、これがもしハリウッドであれば俳優生命は断たれてしまいかねない。今回はA子サイドが年齢を偽っていたと謝罪したように、山下は“騙された被害者”なわけですが、海外で活動をしていくとなれば、迂闊な行動には、今まで以上に気を遣う必要があるのではないでしょうか」(同)
復帰後、山下は、ファンに対してどんな言葉を発するのだろうか――。