■カズレーザー&古市氏の“2人体制”

「カズレーザーにはまだ何も話がいっていないようですが、火曜に加えて金曜キャスターに起用されたのは、“肩慣らしのための試運転”だとも関係者の間ではささやかれています。ただ、カズレーザーだけが“番組の顔”に就任するのではなく、社会学者の古市憲寿氏(35)とともに、“2人体制”になるとも聞こえてきているんです。

 局アナをMCに立て、スペシャルキャスターとして、たとえば月曜から水曜まではカズレーザー、木曜と金曜は古市氏といった具合に、曜日替わりで2人が担当する説が浮上しているといいます。

 朝の情報番組に週5日出演するとなると、身体的な負担も大きい。しかし、分業制なら働き方改革が叫ばれている昨今の社会情勢にもフィットしますし、他にもレギュラー番組を抱えているカズレーザーや古市氏にしてみても“それなら”と引き受けやすいですよね」(前同)

 かねてより『とくダネ!』にコメンテーターとして出演していた古市氏は、2019年10月からは、水曜と木曜のスペシャルキャスターに就任している。

「13~49歳のコア層の個人視聴率を取りにいきたいフジテレビとしては、『とくダネ!』終了後の新番組では若返りを図りたいと思っているのは間違いありません。そう考えるとカズレーザーも古市氏も30代半ばですから、想定しているコア層と同世代で親近感も持ってもらいやすいでしょう。

 また、2人ともすべてのジャンルにおいて“忖度しない”姿勢が評価されています。ここ最近のテレビ番組では忖度しない発言をする人物が重宝されます。インターネットがある今、視聴者は率直な発言を求めていますからね」(民放キー局ディレクター)

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