■5月19日 ボクシングの日 松田玲奈

 白井義男が世界フライ級タイトルマッチに勝利し、日本ボクシング界初の世界チャンピオンとなったのが、1952年のこの日。延期となったものの、東京五輪を控えて各界の美女アスリートに対する注目度はうなぎ上り。ボクシング界ももちろん同様で、中でもそのルックスに加え、元キックボクシング王者という肩書を引っ提げてボクシングに挑戦しているのが松田玲奈だ。

 1994年生まれの彼女は、高校2年生でキックボクシングを習い始めると、めきめきと頭角を現し、在学中にプロデビュー。当時は「現役女子高生キックボクサー」として注目を集めた。その勢いはとどまるところを知らず、無敗のままJ-GIRLSフライ級王座、蹴拳初代フライ級王座の2冠に輝いたばかりか、2015年にはWBKF世界フライ級のチャンピオンベルトも獲得したトップアスリート。

 翌年、突如ボクシングへの転向を発表した彼女は、東京五輪出場を目指し、新たなフィールドでの挑戦を開始する。代表選考を兼ねて昨年開催された全日本女子ボクシング選手権では、惜しくも準々決勝で敗北を喫し、代表の夢はついえたものの、現在26歳の彼女の旬はまさにこれから。今後も見どころたっぷりのファイトと、クールな美貌を見せてくれるはずだ。

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