■「最初に目がいったのは芽実ちゃんでした」

ーー1期生が加入したのはそれから約半年後の2016年5月でした。

 合格者発表の記者会見を見たときに最初に目がいったのは(柿崎)芽実ちゃんでした。パッと見たときに「ワッ!」ってなりましたね。

ーー確か記者会見ではちょうどセンターにいましたよね。

 そうですね。あと制服がひとりだけジャンパースカートでちょっと幼さが残る感じがしましたし、ひとりだけ周りと違う感じがして、なおかつカワイイなって思いました。

ーー9月にはひらがなメンバーが『けやかけ』に初登場しました。

 そのとき「帰国子女が多いな」っていう印象があったんですけど、なかでも印象に残っていたのは潮紗理奈ちゃんでした。記者会見のときに比べて一番垢抜けてましたし、ひとりだけ独特な感じがしたので(笑)。あとはかとし(加藤史帆)ですかね。史帆ちゃんの「へにょへにょ感」が不思議な感じだったなっていうのをめちゃめちゃ覚えてます。

ーー加藤さんは今では『日向坂で会いましょう』でカット女王になるくらい活躍していますが、最初は「なーこ信者」(長沢菜々香ファン)のイメージが強かったですよね。

 そうですそうです! 確かにそのイメージ強かったですね! 富士急ロケ(「けやき坂46 はじめてのリアクションチェック」の回)もそうですし、ずっと「なーこちゃんなーこちゃん」って言ってるイメージがありました。でもかとしに限らず、みんな最初から「爪痕を残さなきゃ」って思いながらやってる感じは伝わってきましたね。

ーーそのときはアンダーグループという立ち位置だったので、「頑張れば選抜に入れるんじゃないか」みたいな気持ちがあったのかもしれないですね。

 そうですね。みんな最初から全力でやってるイメージがありました。

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