5月31日(日)深夜に放送された『乃木坂工事中』(テレビ東京系列)では、先週に引き続き「リモート工事中」の企画を放送。
この回では1期生の齋藤飛鳥、生田絵梨花、樋口日奈、和田まあやの4人が登場しMCのバナナマンとリモートトークを繰り広げていたのだが、そのなかの「教えて!乃木坂工事中」のコーナーでは「メンバーとバナナマンの投票でベストヒット歌謡祭をやって欲しい」という視聴者の要望を紹介。その話の流れで4人メンバーはそれぞれ乃木坂46の「この曲は入れたい、やりたい」というお気に入りの1曲を紹介していた。
齋藤飛鳥が選んだのは2ndアルバム『それぞれの椅子』収録曲の『きっかけ』。理由は5月5~7日に公式YouTubeチャンネルで配信された東京ドームライブの映像を観たときに、この曲を涙ぐみながら歌っているメンバーを見て「あぁ、いい歌だな」と改めて思ったからだという。
生田絵梨花が選んだのは『ハウス!』(2ndシングル『おいでシャンプー』カップリング曲)。サビのファンとの掛け合いが楽しいからというのが理由だったのだが、番組内ではバナナマンをファンに見立ててコールをやってみたところ、リモートではタイミングが合わずグダグダになってしまっていた。
さらに樋口日奈と和田まあやはそれぞれ『狼に口笛を』(2ndシングル『おいでシャンプー』カップリング曲)と『やさしさとは』(7thシングル『バレッタ』カップリング曲)をピックアップ。4人が選んだのはいずれもアルバム収録曲やシングルのカップリング曲だったのだが、このとき彼女たちが自分のセンター曲やシングル表題曲を選ばなかったのは、きっと4人ともそういった曲を特別扱いしたりはしていないからなのだろう。
本人たちにとっては何気ない質問だったかもしれないが、4人の乃木坂46の楽曲に対する愛情が感じられたシーンだった。
(文・鎌形剛)