――子供の頃からモーニング娘。さんが好きだったんですよね。

 歌って踊るのが楽しいなと思い始めたのは幼稚園の年長さんくらいです。『美少女戦士セーラームーン』のミュージカルを見てマネして踊ったりしていました。小学生になってからはAKB48さんにハマってさらに現実的にアイドルに憧れを持つようになりましたね。

――人生でひとり、推しを決めるとしたら誰ですか?

 うーーん。ひとりには絞れない……。2人でもいいですか? (その後1分ほど熟考し)ひとり目はモーニング娘。の佐藤優樹さん、2人目はmonogatari(グループが2020年2月に解散)の倉澤遥さんですね。

 私はアイドルの推しに関しては一目見て好きになるというより、パフォーマンス力の高さをライブ映像で見てだんだんと推しになっていくんですけど、この2人に関しては例外でした。それくらい魅力的なアイドルでこの2人の現場(握手会、ライブ)には欠かさず足を運ぶくらい熱量を持って応援していました。

――この2人以外にもライブや握手会には頻繁に行っていました?

 ラストアイドル加入前は乃木坂46さん、欅坂46さんの握手会によく行っていました。ラストアイドルに加入してからも乃木坂46の川後陽菜さんがすごく好きで、川後さんがグループを卒業されてお洋服屋さんの一日店長している時にふらっと行ったこともあります(笑)。インドアなんですけど、好きなものに関してはフットワークが軽くて、思い立ったらつい行動しちゃうんです。

――インドアな性格も変えるアイドルってすごいですね(笑)。普段からほかのアイドルを見ている中で活動に活かせている部分はありますか?

 ライブの時の煽り方やパフォーマンスの時の表情などは活かせていると思います。明るくてかわいい曲はこういう表情、しっとり系の曲はこういう表情をすれば見ている人に曲の世界観が伝わるなっていうのを学んで実践しています。

――『愛を知る』選抜オーディションの歌唱審査で、ハロプロさんの曲を歌っている時の完成度の高さに驚きました。

 ええ……。照れますね(笑)。物心ついた時からハロプロさんを見ていましたし、聴いていたので私のアイドルとしてのパフォーマンスのルーツなんです。だからこそ本気でやり切らないと意味がないと思って。ハロプロさんの曲だけでなく、ラストアイドルの曲でも多くの人にパフォーマンスがすごいと言われるように頑張りたいですね。

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