デビュー時は５人編成で、最年長メンバーは１９７３年１月１６日生まれ、当時１６歳の宮前真樹だ。
ＣｏＣｏにはリーダーという役職はなく、宮前と最年少の大野幹代とは２学年差しかなかったが、テレビやラジオに出演時やライブの現場では、宮前が同学年の羽田惠理香（１９７３年３月生まれ）とともにグループを引っ張っている様子が見られた。宮前はまた、内田有紀や広末涼子よりも先に登場したショートカットがトレードマークのアイドルであり、そのヘアスタイルがよく似合った。
ＣｏＣｏはメンバーの立ち位置が固定されていなかったが、５人のなかでは大野（１６７ｃｍ）に続く長身の宮前（１６２ｃｍ）は、端か後列に立つことがほとんどだった。２１世紀には、℃－ｕｔｅの矢島舞美（１６７ｃｍ）や、ラストアイドルの阿部菜々実（１７０ｃｍ）など、アイドルグループに長身メンバーのセンターは存在するが、当時は背の高いメンバーが前列に立つことはめったになかったのだ。
