アイドルで坂道オタ! 前田美里の「坂道が好きだ!」 第53回
近年、さらに加熱する坂道シリーズ。その人気は多種多様のファンを生み、ついには同じアイドルながらにアイドルを推すという熱烈な「坂」ファンが現れた。それが坂道オタ界隈でもガチ勢と認められるグラビアアイドル前田美里だ。彼女とともに坂道の魅力に触れていきたい。
■乃木坂46は「選抜」が売りのグループだった
――乃木坂46は『乃木坂って、どこ?』(『乃木坂工事中』の前身番組)の初回で秋元康さんが「AKB48が年に1回総選挙をやったりしてますが、メンバーを入れ替えていくスピード感はこちらのほうが早い」と言っていたように、特に初期の頃は選抜メンバーをシングルごとに入れ替えることを1つの売りにしているようなグループでした。
『乃木どこ』は初期の頃から観てましたけど、そうですよね。最近では番組の最後にさらっと発表する感じになりましたけど、毎回選ばれた人のコメントをちゃんと流してましたもんね。
――もともとAKB48の公式ライバルですし、この「毎シングル選抜」はやはりAKBさんを意識してのことだったと思うんですけど、そもそもAKBの選抜はどういうふうに見てましたか?
初めてAKBが総選挙をやったときに順位が付けられているのを見て「シビアな世界だな~」って思ってましたね。やっぱりそのまま埋もれて辞めちゃう子もいるし、あと一歩っていうところでメディア選抜に入れない子もいるし……なんかすごい戦いだなって。しかもそれをファンの人が決めるっていうのは、さらに精神的にくるだろうなって思ってました。