■国枝厩舎から新たな刺客が登場
ラストは東京5R(芝1600m、牝馬限定)。注目は素質馬が揃う国枝厩舎のクライミングリリー(父ディープインパクト、母コンテスティッド)だろう。
3月の撮影時には「スタッフからは“走りにブレがない”と高評価です」(社台ファーム青田力也氏)、「いかにも速い脚があって飛んできそうなイメージ」(国枝師)と素質を認められていた。
「クライミングリリーは弾むようなフットワークをしていますね。活力があり、バネもあるし、エンジンも良さそう。普通なら勝ち負けになるでしょう。
それ以外ならクイーンズキトゥン(父ディープインパクト、母ステファニーズキトゥン)の馬体がシャープで走るフォームも良い。肌艶も良いですよ。アップストリーム(父キングカメハメハ、母アユサン)も1週前にフィエールマンと併せ、最終追い切りでもココロノトウダイと併せてラスト1F12.3秒を馬なりでマーク。しっかり乗り込まれ、馬券圏内は十分にありそうです」(前出のトラックマン)
このあとに走るアーモンドアイのようなスター牝馬が誕生するか。注目だ。