■「皆勤賞=頭の悪い子が取れる賞」

「ゲストの発言についても、同じことが言えますね。何か失言があったとしても、編集の段階でカットすることができるのが、収録であることのメリット。しかし、今回は武田鉄矢(71)のどうかと思う暴論が、そのまま放送されていた。明らかにマズいと思われる発言だったんですが……」(前出の女性誌記者)

 問題となったのは「学校の皆勤賞は不要か」という話題だった。コロナ禍でより拍車をかけている論争だが、「どんなときでも1日も休まないのはエラい」という風潮に対して、「体調が悪ければ無理せず休む大切さを伝えたい」という意見と、賛否両論がある。

「これについて武田は“学校っていうところは、成績以外にいろんなことで褒めてくれるっていう喜びがあるから頭の悪い子も明るく通えるんじゃないですかね”と指摘したんです。子どもが明るく通えるに越したことはないし、皆勤賞のメリットに“成功体験を得られる”というのがあるわけですが、頭の悪い子、という発言はちょっと……しかも、その後の発言はさらに首をかしげざるをえなかった」(前同)

 武田は皆勤賞について「身体が丈夫で頭の悪い子が唯一取れる賞」と表現。これにはさすがに東野も「偏見ですよ! おい、いい加減にしろ! 暴言だよそれ!」と叫び、武田も両手を合わせて謝る、という流れで、スタジオは大ウケとなっていた。

 しかし、これについては《意見が偏りすぎ》《頑張った子を頭が悪いなんて言わないでほしい》という批判の声が出てしまったのである。

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