■「“信用が担保に出来ること”の大切さを話しています」

ーー出来たら、20歳まで?

「それがいちばんいいですね」

ーー娘さんを本気で怒ったことは?

「僕は滅多に声を荒げたりしない。あっても、ひと月に一回あるかないかくらい。

 やっぱり舞台で鍛えた声量と声の低さがあるんで、本気で声出すと、縮み上がってしまう。そこは気を付けてます。静かに言い聞かせる感じで、怒鳴ることはないですね。“○○するから××させて”みたいな言い方を娘がしてきて、その約束が守られなかった場合は叱りますね。

“別にええけども約束が守られなかったということは、その分パパとママの信用が減るってことだからね。あなたは信用を担保にして約束したわけだから”というような話をすることはあります」

ーー信用の話ですか。

「いま君に出せるのは、提供できるのは実績の積み重ねによる、信用だけなんだと。必ずやるという信用があるから、こっちの楽しいこともやらせてあげるよって話なんで。そこは守った方が良いねと。今回守れなかったら、次からやれることは小さく、少なくなることもあるよ?というような……」

ーーそういう話聞いてると、やっぱりステキな子育てのエッセイに聞こえます(笑)。

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