■不祥事を起こした男の涙は数しれず
実は、男の涙はそれほど貴重ではない。
「不祥事を起こした際の釈明で涙を流すのは、決して珍しいことではありません。振り返ると、2019年7月20日、いわゆる“闇営業”問題の当事者である、雨上がり決死隊の宮迫博之(50)とロンドンブーツ1号2号の田村亮(48)が都内で謝罪会見を実施。宮迫は涙ながらに吉本興業との契約解消までの経緯説明、謝罪の弁を述べていましたし、田村も所属事務所への不信感を口にしたときに涙が溢れてしまいました」(前出の芸能記者)
さらに、2018年4月26日に、酒に酔った状態での強制わいせつの容疑で警視庁に書類送検された元TOKIOの山口達也(48)が都内で会見を開いた際も、
「会見の冒頭で謝罪した際やTOKIOメンバーへの思いを語った際も男泣き。さらに、被害者の親からのコメントが代読されるときも、下を向き、泣いていました。涙抜きにこの会見は語れないほど、そういったシーンが目立っていました。
ただ山口はそれから2年半経った今年9月22日に、酒気帯び運転の現行犯で警視庁に逮捕されました。当時の会見で、酒は断つと言っていたはずですが……」(女性誌記者)