■Abema配信のドラマにヒントが

 同ドラマの視聴者はさまざまな考察をSNSに上げている。まず、大きなヒントとなるのが、AbemaTVでプレミアム限定配信されている『頼田朝日の方程式。-最凶の授業-』らしい。この動画は本編『先生を消す方程式。』のフライングドラマで、ネタバレを匂わせているのが特徴だ。

 本編放送直後の21日午後11時35分から配信開始された第4話『死ぬ=人ー命』では、頼田が「なぜ人を殺してはいけないのか」というテーマの授業を行う。その流れで頼田は、義澤を刺したのは自分だが、脈を確認すると彼は生きていて、嘘をついて生徒たちに生き埋めにさせたと告白している。

 これは頼田が生徒たちに罪の意識を刻もうとしたものだろうが、義澤が完全に息を引き取っていないという意味でもある。第4話の義経のモノローグで自身が死んだと明言されたものの、死亡を疑って義経の復活や再登場を予想する声がある。

 その中でも、義澤に“4C”の情報を提供するなど協力していた、元引きこもりの生徒・伊吹命(秋谷郁甫/16)に注目する人が多い。「伊吹命→息吹き命→命を吹き込む!」と名前からの考察や、黒魔術などオカルト好きのため、ネクロマンシー(死者や霊を介して行われる魔術)で復活するという説が挙がっている。

 また、番組公式SNSで公開されている予告映像も大きなヒントになっているようだ。映像の最後に謎の数字と画像が出現していて、第4話の予告では、「誤算なし」というヒントとともに「3025934135052」という数字の羅列とチンギス・ハンらしきシルエットが映し出された。

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