■長野アナ退社後、フジの夕方はボロボロに!
2011年3月の長野アナの退社以降、フジテレビの夕方のニュースが崩壊していった、という声もある。
「それまで約8年に渡り同時間の視聴率トップを走っていた『FNNスーパーニュース』の視聴率が、2011年後半から落ち始め、『news every.』(日本テレビ)などに負け始めます。それで、2015年3月にフジテレビの報道番組が刷新され、新たに同枠で『みんなのニュース』がスタート。
しかし、イマイチぱっとせず、2018年4月からは『プライムニュース イブニング』が始まるのですが、当初キャスター就任が予定されていた元NHKアナの登坂淳一(49)のスキャンダルが発覚し、登坂が辞退。加えて、同じく出演予定だった秋元優里元アナ(37)にも不倫疑惑が持ち出され、出演はナシに。スタート前の度重なるつまづきで番組の調子は上がらず、同番組はわずか1年で終了。そして、2019年4月から始まり、現在放送中のフジテレビOGの加藤綾子(35)がMCを務める『Live News it!』も苦戦が続いています。
こう考えると、フジテレビは長野アナという勝利の女神を逃した感じですね」(前出の制作会社関係者)
制作会社ディレクターは話す。
「現在、フリー女子アナは多数いますが、本格的な報道キャスターというのはひと握りといえるでしょう。民放各局、やはり報道番組が一丁目一番地。そこの強化は常に考えているといいます。またそこは専門職で、キャスター、アナウンサーとしての実力がとにかく重要で、ママであるとこはまったくマイナスにはならない。
現在、ママでもあるフリーの報道キャスターといえば、元フジテレビでゆずの北川悠仁(43)の妻である高島彩アナ(41)や、元テレビ朝日でウッチャンナンチャンの内村光良(56)の妻である徳永有美アナ(45)が、現在も第一線で活躍していますが、ここに長野アナも加わってくるのではないか、と予想されます。長野アナには昨年、第3子が誕生したそうですが、高島アナも徳永アナも2子の母親。しばらく時間が経てば、長野アナの“現場復帰”も考えられるのではないでしょうか。それほど、かつての長野アナの報道キャスターとしての評価は高かったですからね」
長野アナの上京に、東京のフリーアナたちは戦々恐々としているのかも!?