■バラエティに強くなった菊池

 まず、菊池だ。今年10月からドラマ『バベル九朔』(日本テレビ系)で主演を務めているが、静かに涙を流す、怒りをあらわにする、といった演技が高く評価されている。

「19年にはシェイクスピアの舞台『ハムレット』で主演を務めています。そうした本格的な芝居もできる菊池ですが、バラエティ番の躍進ぶりがスゴイ。今年に入ってから『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)や『ニノさん』(日本テレビ系)のレギュラーに就任。単発でゲスト出演した時も、しっかり爪痕を残しています」(前出の専門誌記者)

 代表的な例が、6月4日に放送された櫻井翔(38)と有吉弘行(45)の冠番組『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)だ。櫻井を慕う派閥『アニキ会』のメンバーとして出演したのだが、「有吉が櫻井につけたあだ名は?」というクイズにかつて櫻井がへそピアスやドレッドヘアーでキメていたことを引き合いに出して、菊池は『インテリヘソピ』と失礼すぎる回答をして、大いに番組を盛り上げた。

「櫻井の面白エピソードに菊池はわざとらしく音を立てて拍手しながら、オーバーなトーンで“面白い!”いや面白いっすね!“と、露骨なヨイショで櫻井をイジる姿を見て、有吉に”アイツ、明智光秀のにおいがするな“、櫻井に”(背中から)討たれるなコレ“とネタにされたり、本当に目立っていました。常連のKAT-TUN上田竜也(36)に負けず劣らずの活躍ぶりでしたよ」(前同)

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