■最初に辞めたメンバーが“かすがい”に
そしてSMAPの関係にとって大きかったのが、11月3日に埼玉・川口オートレース場で行われた、第52回日本選手権オートレース優勝戦。この試合でSMAPの元メンバーで現在はオートレーサーの森且行選手(46)が初優勝をはたした。
「1996年5月にSMAPを辞めて、ジャニーズ事務所を去った森選手ですが、このとき他のSMAPメンバーと“お互い日本一になろう”と約束をしていたといいます。それを実現したのですから、5人が黙っているわけがなかった。レース後にまず新しい地図の3人が連名で、さらに中居と木村もそれぞれの事務所を通じて、森への祝福するコメントを発表しました。
森選手は事務所に内緒でオートレーサーの試験を受けて退所したため、ジャニーズが激怒して、SMAPやジャニーズとの関係で彼のことを報じることは“タブー”、と言われてきました。しかし今回は、木村のコメントを事務所から出しただけでなく、この件について情報番組などで紹介する際、木村の写真の使用も許可されたといいます」(前出の女性誌記者)
森選手の優勝は、SMAPメンバーが再びひとつになる記念すべき出来事にもなったのだ。
前出のワイドショー関係者は言う。
「SMAP解散時は、メンバー間は一触即発のようなギリギリの雰囲気だったと言われています。当時、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の収録で、木村さんが孤立し、中居さんからイジメられているという報道もありました。
ただ、4年経つ今、それぞれが急接近とはいかなくても、じわじわと寄ってきているような印象ですよね。それは、ジャニーズ事務所も、新しい地図の事務所も含めてのことです。5人で再結成し、ライブなどをするというのは非現実的かもしれませんが、森選手も含めて6人が、同窓会のように揃って、どこか大きな舞台で共演するという機会は今後、十分にあるのではないでしょうか」
ファンが待ち望んだ、SMAPが同じ画面に収まる日がいずれ来るかも?