■日テレエース投入で番組は盛り返したが……
「2018年の不発を受けて、2019年には『行列のできる法律相談所』『世界一受けたい授業』『有吉反省会』などを手掛ける日本テレビのエース演出家・T氏を総合演出に投入。昨年の『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』の視聴率は、第1部で16.2%、第2部で14.6%と高視聴率をたたき出したんです」(前出の放送作家)
2019年の『笑ってはいけない』では、それまで恒例コーナーだった、「暴露シリーズ」や「絶対に驚いてはいけない〇〇」といったコーナーを廃止。
出川哲朗(56)とダチョウ倶楽部の上島竜兵(59)がそれぞれリーダーとなり、複数の芸人が体を張ったチーム対決を行う恒例コーナーも、大みそかの本編ではカットされ、1月4日の『完全版SP!!』での放送となった。
「完全版に回されたのは、同コーナーに出演していた佐野史郎さん(65)がケガを負ったたことが放送前に報道されたことが影響したのかもしれません。ただ、恒例コーナーを廃止し、テンポをよくしたことで数字も評判も上々だったんです。
昨年は、マンネリ気味だった番組が一新され、松本さんも前向きになっていたのではないかと言われていますが、そもそもはずっとやめたがっていたわけですからね……。
今回の渡部さんの一件がきっかけで、松本さんが“そろそろいいんじゃないか”と考える可能もゼロではない。『ワイドナショー』での“完結編”発言が冗談ではなかった、なんてことになってしまうかもしれませんね……」(前同)
大晦日に大爆笑を届けてくれる『笑ってはいけない』は、今後も長く放送されてほしいが……。