小沢仁志「結婚したら肉を食わせろ」麻美ゆまのあなたに会いたい!〔前編〕の画像
小沢仁志(左)と麻美ゆま

 久しぶりに、なんか怒られそうで、ドキドキしています(笑)。今回、私が会いに行ったのは、「Vシネマの帝王」の異名を持つ強こわ面もて俳優の小沢仁志さんです! 小沢さんとは歌を始めた頃、共通の知人を通して、お会いしたことがあるんですが、こうやって対談するのは初めて。 怖くないかなぁ。とりあえず“料理の話”から振ってみることにしました。

ゆま「小沢さんって、こう見えて、実は料理好きなんですよね!」

小沢「なんだよ! いきなり」

ゆま「ひィ~。いや、その……料理するように見えないから、ギャップがステキだなぁって思いまして」

小沢「独り身なんだから、自分でやるしかねえんだよ! 料理も掃除も洗濯も全部、自分でやってるよ」

ゆま「そ、そうなんですね! すごいですね、尊敬します」

小沢「もう、なんでも自分でできるからよ。女はいなくてもいいぐらいだよ。ガハハ」

ゆま「本当かなぁ……ちなみに、得意料理とかは?」

小沢「炒飯だな」

ゆま「男らしいですね……」

小沢「んなことより、お前は、どうなんだよ? 見るからに、おおざっぱな料理しか作りそうにないけど」

ゆま「いやいや、こう見えて私は最近、料理教室に通っているんです。うふふ、花嫁修業です」

小沢「いいことを教えてやるよ。男に抱かれたいなら、肉を食わせろ」

ゆま「え? 肉ですか?」

小沢「そうだよ。俺なんて二日酔いで朝起きたら、まず肉を2キロ食うからな」

ゆま「ワイルドですね……」

小沢「実際よ。90歳過ぎても元気な人は、よく朝からステーキを食っているぞ」

ゆま「本当に? 毎日、肉を食べるんですか? たまに食べるぐらいが、ちょうどいいような……」

小沢「お前な。考えてみろよ。結婚して、たまにしか肉が出てこなかったら、“あ~、こりゃ今夜抱いて”って合図だなと男も気づいて、荷が重くなるんだよ。家に帰るのも遅くなるよ」

ゆま「あ、なるほど(笑)。肉は今夜頑張ってのサインになっちゃうんですね。じゃあ、コレはどうですか? その前の晩が良かったかどうかによって、朝食の中身を変えるの」

小沢「バカ野郎! それで、あっさりした味噌汁とか出てきたら、“あれ? 俺、昨日はあっさりしていたかな?”って傷つくだろ!」

ゆま「アハハ。カレーなのに肉は入ってないとかね」

小沢「ふざけんな。まったく。まあ、どっちにしてもな、好きなものを食って生きたほうがいいよ。だいたいよ、俺もそうなんだけど、若い頃から不摂生をしていた人間が、急に健康に気遣ったりしだすと、病気になったりするもんなんだよ」

ゆま「あ~、ストレスがかかっちゃうんですかね」

小沢「まあ、長年の食生活に体は慣れているのによ。突然、食生活を変えようとするから、逆に体がおかしくなるんじゃねえか。健康でいたいなら食生活を改善するよりも、運動をしたほうがいいと思うぞ。というか、なんで健康について、おまえと語らなきゃいけないんだよ!」

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