■12月31日23時59分59秒の瞬間はファンとともに

 ラストライブ開催を発表した際、櫻井翔(38)は「休止発表の2年前ぐらいからですね、本当にずっと、2020年12月31日という日はファンのみなさんと一緒に過ごす、ともに過ごす方法はないかというのをみんなで考え続けてきていた次第です」と話している。

 また、11月30日に配信されたNetflixオリジナルドキュメンタリーシリーズ『ARASHI‘s Diary-Voyage-』の第20話で、松本潤(37)は「最後の1回って絶対みんな見たいよね、俺もファンだったらその瞬間を絶対に見たい」と語っている。

「あらゆる可能性が考えられますが、デビューから一貫してファンファーストを徹底してきた嵐は言葉通り、最後の瞬間、つまり12月31日20時のライブ開始から、23時59分59秒までファンと向き合うために、ライブに全力を注ぐのではないでしょうか」(女性誌ライター)

 NHK『紅白』のチーフプロデューサーは12月9日、嵐の演出に関して「今まさに所属事務所とどういう演出にするか、どういう形でご出演いただくか検討しております。協議しているところです」と説明している。

「ライブ中に『紅白』の中継をはさんだり、『カウコン』にも同時に顔を出すというのは、ファンと“一緒の時間を過ごす”という感じではないですよね。そうなると、嵐が『紅白』に登場するのは20時のライブ開始前ということになるのではないでしょうか」(前同)

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