■ピンの山内は身体を張った芸がうまいが、トークが物足りない
また、兼近の「笑いを尊敬して～」という発言も、裏を返せば芸については圧倒的な力量があり信頼できる、ということだろう。『ロンハー』でもたびたび披露しているが、強力な掃除機に股間を当て、吸い込むという、中学生の悪ノリのような芸も、テレビでは相当の覚悟がないとできない。
「そして、今回のランキングで明らかになった濱家のオトコマエぶりでですよね。ランキング企画の前半が放送された８日には、濱家は泥酔していても“俺奥さんのことめっちゃ好きやねん”と話していたことに触れて、後藤が“もう本気の本気じゃないですか。絶対に遊ばないなと思って”と、人柄の良さをやはり褒めている。ゲスキャラといい人キャラで、非常にバランスがとれたコンビでもあるんです」（前出の女性誌記者）
事実、ツッコミ担当の濱家がいないと、山内のキレは目に見えて低下する。コンビでは３００本以上もロケをこなしているのだが、３月１７日放送の『相席食堂』（ＡＢＣテレビ）に山内がソロで出演した際は「普段一人でロケとか行かないので、本当にロケができるか試されている」と意気込み、カレーの食レポに挑戦するも、頬張った後、気の利いた一言があると思いきや「これ、今何待ちですか？」と話し、千鳥のノブから「濱家が要るわ」と指摘されていた。
