■杏は実母と骨肉裁判

 今年1月、元夫の東出昌大(32)と唐田えりか(23)の不倫が報じられたことで、渦中の人となった女優の(34)は、実母と裁判で争っていることが明らかになってしまった。

 4月9日発売の『週刊新潮』によると、杏の個人事務所「T社」の代表取締役である実母が、娘の杏を訴えたという。

「訴訟が提起されたのは2017年のクリスマス。杏は2009年に節税目的で個人事務所を設立し、ギャラは彼女が所属している大手芸能事務所からT社に入り、そこから“従業員”の杏に給与が支払われるという契約になっていたそうです。

 ところが、2014年夏に杏は弁護士を立てて母親に“T社を退職して事務所と直契約する”と通告。調停で杏は、実母が自分に無断で会社のお金を自身の借金返済に充てていると主張したといいます」(前出の女性誌記者)

 裁判の中で杏は、実母が“女性霊能者”に心酔していて、多額のコンサルタント料を支払っていたと主張すると、実母サイドは杏が霊能者に恋愛や結婚、不倫問題についても相談していたと、それぞれ主張。実の母娘の争いは“骨肉裁判”に発展した。

「3年間続いた骨肉裁判も、今年の夏頃には和解という形で決着がついたようです。杏のケースは極めてまれな不幸なことですが、行きすぎたステージママになると、娘の所属事務所と母親が対立したり、娘本人と対立するというケースもある。最も懸念されるのが母親が主導して娘とともに独立してしまうパターンで、芸能界では最大級のタブーだとされています」(前同)

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