■毎週、座布団0枚でフィニッシュ!!

『笑点』では2017年にリモコンの「Dボタン」を押すことで視聴者が参加できる「データ放送」を実装。

 視聴者が面白いと思った『笑点』メンバーに座布団をあげたり、面白くないと思ったメンバーから座布団を取り上げることができるようになった。

「このシステムが若年層からも好評を博しています。特に、林家三平(50)の座布団枚数に毎回注目が集まっているんです」(前出の放送作家)

 2016年5月に桂歌丸さん(享年81)が『笑点』の司会を勇退し、最年少メンバーだった春風亭昇太(61)が司会に抜擢された。その空いた席に入る形で、三平は『笑点』メンバーに加入している。

「その約半年後に、視聴者参加システムが導入されたわけですが、三遊亭円楽(70)や林家木久扇(83)などが万単位の座布団を獲得していく中、三平だけは1000枚から5000枚前後を推移。そして、番組が終了する18時前には、必ずと言っていいほど0枚になっているんです」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3