興行収入300億円を突破した『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』。そのメガヒットの話題が席巻した2020年の日本映画界だが、その一方で、実写映画でも注目を集めた作品があった。
「話題作はいくつかありましたが、9月に公開された、新しい地図の草なぎ剛(46)演じるトランスジェンダーの主人公・凪沙と、親の愛情を知らない少女・一果が本当の家族のような愛を紡いでいくストーリーの映画『ミッドナイトスワン』は大注目を集めましたよね。美しく儚い草なぎの凪沙の演技が大きな話題を呼び、中規模興行作品ながら、興行収入が6億円を突破する異例のヒット作となりました」(映画誌ライター)
2020年の映画賞レースでの奮闘も期待できる作品だが、その裏で思わぬ事態が起きているという。芸能プロ関係者は言う。
「実は映画賞をめぐって、草なぎさんと嵐の二宮和也さん(37)の直接対決が水面下で繰り広げられています。ジャニーズ事務所を去った草なぎさんが二宮さんの相手とあって、ジャニーズも相当、警戒しているようです」