また、「クラゲには脳がない」という説明を受けたところ、松本は「脳がないから何にも考えていないわけじゃないですか。私たちが学ぶところがある」と独自の見解を主張。それを聞き、別のクラゲマニアの女性が「クラゲは本当に哲学的な生き物だと思います」と激しく同意すると、松本は「すごくないですか! だって、脳がないのに哲学的なんですよ。これはすごい哲学じゃないですか?」とやや興奮気味に持論を展開していた。

 その後、松本はミズクラゲの成長の過程を学習。岩場に付着する“ポリプ”と呼ばれる状態と自由に動き回れる“エフィラ”(赤ちゃんクラゲ)の状態のどちらが幸せかという質問に、松本は「私はやっぱり出会いたいからクラゲになりたい。違うクラゲと出会って子どもを産んでみたい」と答えると、「なんかすごいですね……。なんで泣いているのか分からないけど、クラゲになりたい」とクラゲの生態に感動しながら、涙を流していた。

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