■主演女優賞 ソ・イェジサイコだけど大丈夫

 ドラマ『サイコだけど大丈夫』では、自分の欲望に忠実で「あなたが欲しいの」という言葉もさらりと口にしてしまう強烈ヒロインを、憎めない魅力で演じたソ・イェジ(30)。視聴者の人気、業界内の評価ともに高く、今後の活躍への期待も込めて主演女優賞に。

「新しいジェネレーションが出てきた!と衝撃的だったね。『私の名前はキム・サムスン』(2005年)でサムスンが出てきたときくらいのインパクト。あの後、アラサーの本音を語るヒロインは主流になったけど、このタイプが今後、王道になっていくのか、見守りたいところ」(編集部・T)

「『梨泰院クラス』のイソも同じタイプで、花は花でも毒がある。一歩間違えれば、悪女になってしまうところなのに、魅力的なヒロインに仕上がっている点は、俳優力も大きいよね」(編集部・S)

「ただ、『梨泰院クラス』の主演はあくまでパク・ソジュンで、イソ役のキム・ダミは助演。『サイコだけど大丈夫』のソ・イェジはキム・スヒョンとW主演だった。物語における重要度からして、ソ・イェジに軍配があがりました!」(編集部・T)

(写真※Netflixオリジナルシリーズ『サイコだけど大丈夫』独占配信中)

■主演女優賞・次点 パク・ミニョン『彼女の私生活』ほか

 “ロマンスクイーン”として、ラブストーリーのヒット作を数多く生み出してきたパク・ミニョン(34)。どんな相手役とも抜群の化学反応を起こす彼女は、2020年もラブコメ『彼女の私生活』ではキム・ジェウク、心温まるヒーリングロマンス『天気が良ければ訪ねていきます(原題)』ではソ・ガンジュンと、胸キュンロマンスを生み出した。2年前の作品である『キム秘書はいったい、なぜ?』が、“ロマンスキング”パク・ソジュン力とパク・ミニョン力の相乗効果により、Netflixで人気を呼んだ点もポイントの加算に。

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