■“加藤の乱”以降にできた専属エージェント契約

 宮迫と田村の会見後の2019年7月放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、吉本に所属する極楽とんぼ加藤浩次(51)が「今の会社の体制が続くんだったら、僕は吉本興業を辞めます!」と啖呵を切って大きな話題に――。

「生放送の『スッキリ』での、台本にもなかった加藤の思い切った発言は“加藤の乱”とも呼ばれました。しかし、その後、トーンダウンし残留を表明して謝罪。加藤は吉本興業の上層部と話し合いを持ち、そこで専属エージェント契約を加藤サイドが提案したと、2019年8月放送の『スッキリ』で明かしています」(前出の芸能記者)

 こうして、2019年8月の吉本の東京本部で開催された「経営アドバイザリー委員会」で導入が発表された専属エージェント契約。加藤の乱から500日程度たった今では加藤だけでなく、人気芸人らも同様の契約を結んでいる。

「加藤さんや春菜さん、ロンブーの亮さんをはじめ、友近さん(47)、バッファロー吾郎Aさん(50)、天竺鼠の川原克己さん(40)といった人気芸人をはじめ、タカタ学園やジェリービーンズ・コレクションといったコンビのメンバーが揃って専属エージェント契約となっている例もあります。ほかにも、しいはしジャスタウェイさん(39)などが専属エージェント契約となっていますね」(前出の民放キー局関係者)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4