■二宮は代役がきっかけで役者デビューした

 こうした“代役ジャニーズ”は、過去にも例がある。いまやジャニーズ屈指の演技派として名高い二宮和也(37)も、役者デビューのキッカケは代役だった。

「二宮の役者デビュー作は98年の『天城越え』(TBS系)ですが、相葉雅紀(38)と松本潤(37)が故・ジャニー喜多川社長の“YOU、坊主になれる?”というオファーを嫌がり、二宮に話が回ってきたことで抜擢されたんです。20年12月5日の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で、周囲から当時サンフレッチェ広島に所属していたサッカー選手のノ・ジュンユンの髪型に似ていると指摘されていたことから、“それだったら坊主でいいかな”という思いだったと話しています。

 ただ、当時の記憶があいまいなのか4月30日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)では、“二宮も当初は断った”としていますけどね」(前出の女性誌記者)

『夜会』での二宮は一度断ってからしばらくして、「今度『CDTV』のリハーサルでって言われて行ったら、『二宮和也断髪式』みたいな。(状況が)整ってて『あれっ?』みたいな」と当時を振り返っている。どちらにせよ、これがキッカケで二宮はキャラ立ちし、周囲のJr.にも注目されたと明かしている。「役者・二宮和也」や「嵐の二宮和也」のスタート地点は、意外とここだったかもしれない。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4