■風呂やお酒は

 外出時に重要なのが、冷えへの対策だ。マフラーや手袋、丈の長い靴下で太い血管が通る部分を寒さから守ろう。

「特に首の後ろと手首、足首を温めると、体感温度が2~3度上がるという研究があります」(前出の田村氏)

 外で冷えた体を温めてくれる風呂は冬場の楽しみだが、気温の差に気を遣いたい。循環器専門医の石蔵文信・大阪大学招へい教授がこう指摘する。

「部屋と脱衣所、風呂場の寒暖差は見落とされがちです。暖房器具などで、脱衣所を暖めましょう。また、入浴前に湯船のフタを開けて、風呂場の温度を上げておくことも大切です」

 また、年末年始は飲酒の機会が増えるが、飲み方によっては体が冷えてしまうので注意が必要だ。

「冷たいビールは体温を下げるので最初の一杯だけにして、後は焼酎のお湯割り、日本酒の熱燗、ホットのウイスキーにしたほうがいいでしょう」(前同)

 最後に、とっておきの予防策を、前出の田村氏に教えてもらった。

「花を飾ったり、暖色系のカーテンに変えたりするだけでも、気分が上向きます」

 冬バテに負けず、健やかに過ごしたい。

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