■悔しさがキスマイメンバーをつなげた
これに、藤ヶ谷は「あのときは、本当に僕も同じ気持ちで(いた)」と切り出すと、「(後輩のグループに先を越された悔しさを)どこにぶつけていいか分かんないんだよね。デビューできなかったら、きっと自分の才能のせいだし、タイミングのせいだし、別に後輩のせいなワケじゃない」と答えた。
だが、そうした悔しさがキスマイメンバー全員の奮起を促したのは間違いなかったようだ。藤ヶ谷が「後輩のライブのときに、キスマイで団結したのは覚えている」と回想したところ、玉森もその当時を思い出し、懐かしそうな表情を浮かべていた。
また、玉森は「日本中みんなが“キスマイ”って言ってくれる日をいつか夢見て、まだ10年ですけど、これからも7人で何かがむしゃらに頑張っていった先に、そういう未来があったらいいな」と、今後についても真剣な表情で語っていた。
こうした2人の告白を鶴瓶はしんみりしながら聞いていたが、ファンの中にも胸も打たれる人が続出。ネット上では「悔しさをバネに頑張ってこれたんだよね!」「いろんな悔しさも苦しさも経験してきたキスマイだから絆は強いし他にはない強みがある」などといった反響が相次いでいた。
嵐の活動休止やSixTONES、SnowManら若手の台頭など、大きな動きが続いているジャニーズ事務所。10年という節目を迎えたキスマイが、どんな活躍を見せてくれるのか、注目だ。