■パワハラ芸人もフォロー

「それは、松本なりの優しさではないでしょうか(笑)。芸がスベッた、ということをネタにし手挙げれば笑いになるし、イジられた側もいいトークの鉄板ネタにできる。このほか松本は、不祥事を起こした芸人もネタにして笑いをとることがありますが、これも復帰しやすいように、という配慮なのかもしれませんね」(専門誌記者)

 実際、1月13日の放送では、クロちゃんの母親が「トークで息子の悪口を言う芸人は好きじゃない」とインタビューで答えたことにふれて、「本当はいちばん嫌われなアカンのは、TKO木下のはずや」と、松本はパワハラ騒動を経て20年3月に事務所を事実上のクビになった木下隆行(48)をネタにしている。

 ちなみに、19年10月に『女性自身』(光文社)では木下が「楽屋でクロちゃんに土下座させ、革靴で頭を踏みつけた」「酔った勢いでクロちゃんに罵詈雑言を浴びせていた」と報じている。

「20年9月9日の同番組でも、ナレーションと演出で“今年、木下とも疎遠になってしまいました”と相方の木本武宏(49)をイジっていましたし、20年末の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!』(日本テレビ系)にも出演し、“もう二度とペットボトルは投げません!”と詫びるみそぎ演出もありましたね」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4