■鬼越が売れるキッカケも作った

 また、現在ジワジワと人気が上昇中しているコンビ・鬼越トマホークも、爆笑問題には大きな借りがあるという。

「19年11月2日から3日にかけての『27時間テレビ』の1コーナーで放送された『お笑い向上委員会』(フジテレビ系)で、鬼越は暴走する太田の首を絞め上げ、力ずくで押さえつけるという“事件”を起こした。“鬼越が太田にマジギレしてる”というウワサが流れるなか、同月12日深夜に『爆笑問題カーボーイ』に爆笑問題は鬼越を呼んで、未公開のネタを紹介する機会も提供していたんです」(専門誌記者)

 鬼越は「ケンカを止めにきた芸人に悪口で返す」という芸が持ち味だが、「この番組楽しんでるのお前だけ(明石家さんま)」「最近何言ってるか分からない(ビートたけし)」「お前は一生二番手だ(今田耕司)」など、27時間テレビで言うつもりだったネタをラジオで紹介。爆笑問題との仲も、非常に良好だと当時ラジオで明かしていた。

「その後、20年5月27日の『マイナビニュース』で、鬼越の坂井良多(35)は、“太田さんが俺らにラジオの市民権をくれたというのはあるかもしれない”として、8月26日には田中がコロナの濃厚接触者として自宅待機となったことを受けて“全然、助けますよ 世話になったんで”と、上から目線ながらも代役を名乗り出たり、恩を感じている様子です。鬼越も、今回の事態を受けて、太田に協力してくれるのではないでしょうか」(前同)

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