■トークを掘り下げるのがうまい石橋
そして、アラートラン。11月19日に投稿された『もう限界です。貴さん助けて! 亀戸で家族経営で踏張る崖っぷち居酒屋 第5回「東京アラートラン」』は特に人気が高く、339万再生を記録している。
「この回は、企画に応募した娘さん以外はタカさんが来ることは知らせず、完全サプライズ。タカさんが店内に突入すると、スタッフは“ウソだよ!?”“うわああ!?”と大パニックに。依頼者の父であるオーナーは、喜びのあまり号泣していました。さらにわさび飯と大山鶏もも燻焼きを気に入ったタカさんが” ううん、いいね。これすごい!“” 鶏丼にしたい!“と絶賛し、またも涙を流して喜んだ姿が話題になったんですよ」(制作会社関係者)
思えば、『薪をくべる』でも、石橋は出しゃばり過ぎることなく、相手の発言を受け止めて、少しずつ本音を引き出していた。5月19日にナインティナインの岡村隆史(50)が出演した際も、10年に精神的な問題から長期休業したことについて「自分のできることとできないことがわかった」「あれ(病気)がなかったら、いまもピリピリしたままだった」「誰かに頼ることや、力を抜くことを覚えた」
と、休養を経て、価値観が変わった、という話を岡村から引き出していた。
「意外と、お昼や朝の時間帯でのホストやMCも、タカさんはイケるかもしれません。『徹子の部屋』(テレビ朝日系)も、“破天荒でマイペースに見えて、肝心な部分がしっかりしている徹子さんに翻弄されながらも、気付けばゲストがいろいろな一面を見せる”というものですよね。『タカさんの部屋』っていう可能性もあるかもしれませんね(笑)」(前同)
石橋が再びテレビを制する日も、そう遠くないーー?